今後、SL弓道大会を企画される方のご参考になるように、運営上の留意点・反省点などを書きとめておきたいと思います。
【会場】
1、今回は弓道場と観客席を別SIMとしたので、ラグの発生はありませんでした。
2、一方で、特設の大型弓道場を設置したこともあり、審判席と観客席が20m以上離れていたため、審判の声が観客に届いていませんでした。審判、司会者はすべてShoutすると決めておけばよかったです。(しかも、審判のあたしがShoutのやり方をわからず・・・申し訳ありませんでした)
3、競技者は的にタッチしてはいけないというルールの徹底ができていなかったため、的をプライベートモードに変えていた競技者がいました。加えて審判が、その確認を怠ったため、次の競技者がそのまま競技してしまい、1射目の得点を検知できず、やり直しをお願いするという不手際がありました。申し訳ありません・・・
4、競技者同士の接触、転落を防ぐため、弓道場のレーンごとに透明壁で仕切りをしたのですが、審判が得点的を操作する際に、透明壁に触れてしまい、スコアボードをうまくタッチできず、慌ててしまいました。透明壁の位置関係をしっかり把握していなかったための失敗です・・・
【審判・司会・得点係】
1、運営に際しては審判は主審、副審の2名、司会者と得点係の最低4名は必要だと思います。さらに審判や司会者も出場する場合は、交代要員も必要です。円滑な進行のため、審判・司会者・得点係は共通のカンファレンスを開いて、お互いに協議しながら運営しました。
2、審判(主審・副審)の役割分担は以下のように明確にしておくべきでした。
主審:弓のモードチェック、競技開始の号令、違反行為の注意
副審:ラグ認定、得点確認後のスコアボードクリア(得点係と連携)
※スコアボードクリアは得点係でもよいと思いますが、今回は弓道場側のSIMには審判しかいませんでしたので、得点係には操作が出来ませんでした。
3、今回は実際には以下のような流れになりました。司会者にはかなりの負担になってしまったと思います。お疲れ様でした。
①司会者:競技者に弓道場への入場指示、次回競技者に集合指示
②審判:はじめの号令
(4射終了後)
③審判:競技者への退場指示
④司会者:得点発表、競技者に弓道場への入場指示、次回競技者に集合指示
⑤審判:スコアボードクリア
※スコアボードについては、もう少し試合向けの見やすいものを開発しとけばよかったですよね・・・スミマセン
とりあえずは以上ですが、他に気が付いたことがあれば追記していきたいと思います。

2012年6月24日日曜日
2012年6月17日日曜日
公式弓道場設置基準【試合主催者向け】
【公式弓道場設置基準】
1、HMJの得点的を使用すること。
2、得点的のサイズはデフォルト設定で使用すること。
3、射場には、白枠を設置し、これを「射位」とすること。
4、的から「射位」(白枠中央)までの距離は28メートルとすること。
※土地設定にグループ制限がある場合はこちらに注意
【公式試合運営基準】
1、弓はHMJの和弓(バージョン4.2Hまたは2.2H)を使用すること。
2、弓は事前設定は以下のとおり。
Mode>kyudo S-30、
ArrowType>Normal、
Option>Display ON、
Option>Guide OFF)
3、試合中は弓のフローティングテキスト表示が以下のとおりであることを確認すること。
kyudo S-30 / 弓道射法
(Guide OFF)
Normal SP : 30 m/s
Normal Arrow / 通常矢
4、原則1人1回4射とする。この4射を1セットとして、事前に定めたセット数の合計点で競う。
5、的が複数あり、数名の競技者が順番に射る場合、的場に向かって右から順番に射ること。
6、競技者は1射毎に、一旦白枠の外に出させること。
(マウスルックの狙いを一旦解除したことを確認する目的)
7、矢が的から大きく外れた場合、得点的が矢を感知しないことがあるが、その場合も1射とカウントする。
8、矢が的の直前で停止して、刺さらなかった場合(主にラグが原因)も原則競技は続行する。但し、審判がラグとして認定すれば、当該競技者のみは別途再試合を行うことが出来る。
9、全セットが終わっても最高点が同じ場合、交互に1射ずつ引き、高い得点を出した方の勝ちとする。同点の場合は決着がつくまで繰り返す。
(サドンデス方式)
【その他運営上の注意点】
1、試合では得点的の「publicモード」での使用を推奨する。使用者限定(使用者の名前が"User : haruki Yifu" のように表示される)モードを使用した場合、使用者の切替などで運営が混乱する恐れがあるので注意。
2、得点消去等の誤操作を避けるため、試合では「「HUD Sync」ボタンを除き、競技者が得点的およびスコアボードにタッチすることを禁止する」ことが望ましい。
3、得点的のHUDについては、使用の有無を他者から確認できないため、使用を禁止することは出来ないが、使用に際してはスコアボードもしくは得点的に競技者がタッチして、「HUD Sync」ボタンを使う必要がある。従って「HUD使用は推奨しない。使用する場合は自己責任」とアナウンスしておくことが望ましい。
4、スコアボードは「Game Mode(試合モード)」で使用すると、4射(1セット)ごとに得点が集計されるので便利。
1、HMJの得点的を使用すること。
2、得点的のサイズはデフォルト設定で使用すること。
3、射場には、白枠を設置し、これを「射位」とすること。
4、的から「射位」(白枠中央)までの距離は28メートルとすること。
※土地設定にグループ制限がある場合はこちらに注意
【公式試合運営基準】
1、弓はHMJの和弓(バージョン4.2Hまたは2.2H)を使用すること。
2、弓は事前設定は以下のとおり。
Mode>kyudo S-30、
ArrowType>Normal、
Option>Display ON、
Option>Guide OFF)
3、試合中は弓のフローティングテキスト表示が以下のとおりであることを確認すること。
kyudo S-30 / 弓道射法
(Guide OFF)
Normal SP : 30 m/s
Normal Arrow / 通常矢
4、原則1人1回4射とする。この4射を1セットとして、事前に定めたセット数の合計点で競う。
5、的が複数あり、数名の競技者が順番に射る場合、的場に向かって右から順番に射ること。
6、競技者は1射毎に、一旦白枠の外に出させること。
(マウスルックの狙いを一旦解除したことを確認する目的)
7、矢が的から大きく外れた場合、得点的が矢を感知しないことがあるが、その場合も1射とカウントする。
8、矢が的の直前で停止して、刺さらなかった場合(主にラグが原因)も原則競技は続行する。但し、審判がラグとして認定すれば、当該競技者のみは別途再試合を行うことが出来る。
9、全セットが終わっても最高点が同じ場合、交互に1射ずつ引き、高い得点を出した方の勝ちとする。同点の場合は決着がつくまで繰り返す。
(サドンデス方式)
【その他運営上の注意点】
1、試合では得点的の「publicモード」での使用を推奨する。使用者限定(使用者の名前が"User : haruki Yifu" のように表示される)モードを使用した場合、使用者の切替などで運営が混乱する恐れがあるので注意。
2、得点消去等の誤操作を避けるため、試合では「「HUD Sync」ボタンを除き、競技者が得点的およびスコアボードにタッチすることを禁止する」ことが望ましい。
3、得点的のHUDについては、使用の有無を他者から確認できないため、使用を禁止することは出来ないが、使用に際してはスコアボードもしくは得点的に競技者がタッチして、「HUD Sync」ボタンを使う必要がある。従って「HUD使用は推奨しない。使用する場合は自己責任」とアナウンスしておくことが望ましい。
4、スコアボードは「Game Mode(試合モード)」で使用すると、4射(1セット)ごとに得点が集計されるので便利。
2012年6月16日土曜日
試合要領【競技者向け】
【はじめに】
HMJの和弓は、SL環境の制約の中で、手軽に弓道の気分を味わっていただけるように工夫を凝らしています。個人的に楽しんでいただく分には使用方法もさまざまです。
一方で「SL弓道」として「試合」を行うときは、「武道」らしく、単なる射的の腕前比べにならないようにしたい。SL和弓の製作者としての「美学」です。
そのため、「試合」に際しては、同じ組で競技する2~5名の競技者同士、「武道」らしくお互いへの気配りと、最低限のマナーを守っていただきたいと考えています。
そのため下記の試合要領についても、審判の「号令」は敢えて最低限に留めています。
この点についてご理解いただき、下記試合要領を十分ご理解いただいたうえで、「試合」にご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。
【SL弓道用語】
「射位」(しゃい):競技者が弓を引く位置、白線枠の中央
「本座」(ほんざ):白線枠の後方、数歩下がった位置
「大前」(おおまえ):的に向かって一番右側の競技者(第一レーンの競技者)
「落」(おち):的に向かって一番左側の競技者(最終レーンの競技者)
【試合要領】
1、同じ組の競技者は審判の指示に従い、全員揃って道場に入場し、「本座」にて待機。
2、審判の「はじめ」の号令に従い、全競技者が「本座」から「射位」に移動。
3、「大前」の競技者は、全競技者が「射位」に入ったことを確認して、弓を引く動作に入る。
4、次の競技者は、直前の競技者が矢を放った直後から、弓を引く動作に入る。
5、矢を放ち終えた競技者は、速やかに「射位」を出て「本座」に戻り待機。
6、「落」の競技者が「本座」に戻ったところで、一射目が完了。
7、以下、四射目まで、2~6までを繰り返す。
8、全競技者が四射目を終え、「本座」に戻ったところで、揃って道場から退出。
※矢が的から大きく外れた場合、得点的が矢を感知しないことがあるが、その場合も審判の判断で一射とカウントする。
※矢が的の直前で停止して、刺さらなかった場合(主にラグが原因)も競技は続行。但し、審判がラグとして認定すれば、当該競技者のみは再試合を行うことが出来る。
※競技者は審判に事情を告げて、競技の中止を申し出ることが出来る。
※事情を告げることなく、競技を中断した場合は失格とすることもある。
(RL・回線の事情である場合も含む)
※再度、競技の流れを略記すると以下のとおり
①「本座」への入場(審判の指示あり)
②「はじめ」の号令(審判の指示あり)
③「本座」から「射位」へ、全員が一斉に移動(以降、⑤まで審判の指示なし)
④「大前」の競技者から順番に、約20秒間隔で競技開始
⑤競技を終えた競技者は、順次「射位」から「本座」に戻る
⑥以降②から⑤を4回繰り返す
⑦「本座」より全員が退出
※審判は、道場への入場の指示と、4回の「はじめ」号令のみを行う。
※競技者は1射毎に「射位」から「本座」戻ること。
【減点・失格について】
1、後述の注意事項に該当した競技者は審判より「注意」を受けることがある。
2、審判より「注意」を受けた競技者は減点・失格とされることがある。
3、但し、注意事項該当が初回かつ1項目のみであれば、原則減点しない。
4、減点は1項目につき2点とする。減点は「注意」の際に審判から明示する。
5、目に余るルール違反があった場合は、審判の判断で失格とすることがある。
【競技者に対する注意事項】
1、審判の指示に従うこと。
2、私語をつつしみ、AO、ゼスチャー等は停止すること。
3、「大前」から「落」までの矢を放つ順番を守ること。
4、全競技者の動きに気を配って、試合の流れを乱さないようにすること。
5、必要以上に長く、他の競技者を待たせないこと。
6、弓を引く際は「射位」の白枠から極端に足が出ないようにすること。
7、他に試合運営上の妨げになる行為等をしないこと。
2011年6月13日月曜日
<SL弓道連盟規約>2011/01/29
1、グループ内外の人に対して、誹謗中傷を行わないこと
2、相手アバターの合意なく、弓でアバターを狙わないこと
3、武道の精神を忘れずに、公明正大にフェアプレイを心がけること
4、試合中は、主催者もしくは主催者の指定する審判の指示に従うこと
5、試合中、練習中に「射場」と「的場」の間に立ち入らないこと
6、試合は、人型アバターで行うこと。また、華美な服装・アクセサリーは避けること
7、競技者が「本座」を出て「射位」に入ってからアニメ解除まで、競技者の集中力をそぐ行為は避けること
(ダンス音楽付きのジェスチャーなど)
----------------------------------------------------------------
用語
「的場」(まとば)的を設置する場所
「射場」(いば)弓を射る場所
「本座」(ほんざ)射位に入る前の控えの座。
「射位」(しゃい)射場において、弓を射るべく定められた位置のこと。
2、相手アバターの合意なく、弓でアバターを狙わないこと
3、武道の精神を忘れずに、公明正大にフェアプレイを心がけること
4、試合中は、主催者もしくは主催者の指定する審判の指示に従うこと
5、試合中、練習中に「射場」と「的場」の間に立ち入らないこと
6、試合は、人型アバターで行うこと。また、華美な服装・アクセサリーは避けること
7、競技者が「本座」を出て「射位」に入ってからアニメ解除まで、競技者の集中力をそぐ行為は避けること
(ダンス音楽付きのジェスチャーなど)
----------------------------------------------------------------
用語
「的場」(まとば)的を設置する場所
「射場」(いば)弓を射る場所
「本座」(ほんざ)射位に入る前の控えの座。
「射位」(しゃい)射場において、弓を射るべく定められた位置のこと。
2011年1月30日日曜日
和弓の初期設定(その3:試合用設定編)
登録:
投稿 (Atom)